予防歯科

予防歯科について

予防歯科の目的は「お口の中の健康を生涯維持し、美しい歯を育てる」ことです。小さなお子様であれば、虫歯が一本もないお口の環境を作ることが可能ですし、成人の場合、治療した部分の再発予防、口臭、歯の汚れを防ぐことができます。残念ながら、毎日きちんと歯磨きをしているつもりでも、セルフケアでは、虫歯の原因となるバイオフィルムやお茶、コーヒー、タバコなどの汚れを完全に落とすことはできません。
正しいセルフケアに加え、定期的なプロのケアがあなたの将来の口腔環境を守り、自然で美しい歯を育てます。

咬合治療

1. ”セルフケア” と “プロフェッショナルケア” の両方が必要なことをお伝えします

「セルフケア」と「プロフェッショナルケア」両方の必要性

大切なのは患者様と歯科医院の役割分担をお互いが理解し、共有すること。予防を成功させるためには “セルフケア” と “プロフェッショナルケア” の両方が必要です。なかでも、患者様自身が行なう毎日のセルフケアが重要な鍵を握ります。
「何のためにどのようなセルフケアをすれば、どうなれるのか」を患者様が把握すること。さらに歯科衛生士は、定期的に来院する患者様に合わせたプロフェッショナルケアの提供が求められます。
患者様と歯科衛生士、お互いが協力しあうことではじめて患者様の口腔内は、健康な状態を維持できるのです。

2. 患者様の自己診断力を高める情報提供を致します

「どうしてこの歯ブラシを使うのか」「どうして歯科医院でクリーニングをしなければならないのか」「どうして食生活を見直すと良いのか」など、患者様への提案にはそれぞれ意味があります。“患者様には難しいから” と決めつけてしまうのではなく、それぞれの意味をわかりやすく伝え、理解してもらうことがポイント。それが、口腔内の改善と予防を実現するための近道です。
その基礎となるのが、カリオロジー(どうしてむし歯ができてしまうのか)やぺリオドントロジー(どうして歯周病で歯が抜けてしまうのか)。これらを知った患者様は、歯科衛生の提案に積極的に耳を傾けてくれるようになります。

3. 定期健診、リコールとメンテナンスの違いを明確にしましょう

定期検診、リコール、メンテナンス。歯科の世界では、患者様が歯科医院に来院することをいろんな言葉で表現します。でもそれぞれ微妙に意味が異なることをご存知ですか? リコールや定期健診は、“治療終了後、新たな問題が起きていないかをチェックする” ための来院です。
それに対してメンテナンスは、“健康な口腔内の維持やさらに健康にするために、継続的にお手入れする” ことを意味します。単なるチェックや早期発見ではなく、ゼロからプラスの状態へ。より健康にするための歯科医療を提供するのがメンテナンスです。

「セルフケア」と「プロフェッショナルケア」両方の必要性

4. 本当のスタートは治療を終えたときからはじまります

一度治療したはずのむし歯がまた痛くなり、再び治療のため来院。そして、歳を重ねるごとに詰め物がどんどん大きくなっていく......。多くの患者様がこのように痛くなったときだけ歯科医院に通う関係を繰り返しています。でも、患者様にとってはこれが当たり前のこと。虫歯が出来てしまったのは、自分のせいだから仕方ないと思っているのです。
そこで重要なのが治療中、そして治療直後の情報提供です。なぜ治療をしなくてはいけない状態になってしまったのか。どうしたら今後、健康な状態を保っていけるのか。一人ひとりの患者様に合わせたリスク(弱点)やセルフケアの方法、メンテナンスに通う意味と頻度をお伝えする必要があります。
「もう二度と痛い思いをしたくない」「ずっとこの快適な状態を保ちたい」と、治療後は最も患者様の意識が高まっているときです。ケア次第で生涯ずっと自分の歯で美味しく食べられることをお伝え致します。

妊娠中の方へ

妊娠中の方へ

なぜ、歯周病が早産の原因になる理由は2つあります。
一つ目の理由は、体が歯周病菌を追い出そうとして、サイトカインプロスタグランディンという物質を作り出すこと。サイトカインやプロスタグランディンは、出産のGOサインを出す物質でもあるため、妊婦さんの体の中でこの物質が増えると、「もう赤ちゃんを産んでも大丈夫」と体が勘違いしてしまいます。体が勘違いした結果、まだ未成熟な状態の赤ちゃんが早く生まれてきてしまうのです。
二つ目の理由は、歯周病菌による羊膜の破壊。妊婦さんの口の中で歯周病菌が増殖すると、血流に乗って羊水に入り込みます。羊水に入り込んだ歯周病菌が毒素を出して羊膜を破壊するため、早産が起こるのです。このように、歯周病を放っておくと、早産を引き起こして元気な赤ちゃんを産めなくなってしまうかもしれません。生まれてくる赤ちゃんのために、歯周病を予防することはとても大切なことなのです。

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小さなお子様がいる方へ

小さなお子様がいる方へ

虫歯の多い子は、
 ・肥満になりやすい
 ・病気になりがち
 ・集中力がなく、記憶力が悪い
上記の症状になりやすい傾向があります。虫歯の多い子はモノが良く噛めないので、偏食になり がちです。栄養が偏った結果、肥満になったり、病気がちになる子が増えています。
また、「よく噛むと頭が良くなる」と言われますが、これは噛む刺激で脳が活性化して集中力や 記憶力が高まるからです。反対に、虫歯が多くて食べ物をよく噛めないと、脳が活性化しないの で、集中力がなく、記憶力の悪い子になってしまうかもしれません。
虫歯を予防することは、あなたのお子様が健康に成長するためにとても大切なことなのです。

中高年の方へ

中高年の方へ

虫歯や歯周病を放っておくと、
 ・好きなものを食べられなくなる
 ・老け顔になる
 ・口臭で家族や友人に嫌われる
 ・認知症
上記の症状になりやすい傾向があります。好きなものを食べて、いつまでも健康に楽しく暮らし ていくためには、虫歯や歯周病を予防することがとても大切です。
ところが、日本では虫歯や歯周病にかかる人が後を絶ちません。
特に50代前後の方に多いのが歯周病。実に88%の人がかかっていると言われています。
虫歯や歯周病を放っておくと下記のような悪いことが、次々と起こりかねません。虫歯や歯周病 はきちんと治療し、治療した後はしっかりと予防しましょう。

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